スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2021年北海道日本ハムファイターズ ドラフト補強ポイント

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①社会人ショート(候補がいるかいないかは別)
②5年後、7年後を見据えた大卒、高卒野手全般
③即戦力の先発

 

 

 

戦力分析

38-51-16 .427⑥ 345⑥-407② .418⑥
(9月13日時点)

今シーズンは得点力が大幅に低下。
有原航平が移籍したわりに
失点は増えていないものの、
この得失点差では最下位もやむなし。

 

野手

平均得点3.29⑥ RC362⑥ SLG.336⑥ OBP.311⑥ OPS.648⑥ SB57④

FF年代表1

FF年代表2

近藤以外の主力選手の成績が急降下した
今年のファイターズ。
代わりに来日3年目の王、
高卒7年目の高濱、淺間に3年目の野村が戦力になっているが
大田、西川、中田、渡邉のマイナス部分が大きすぎた。
なお中田放出で格段に良くなったとも言われる若手は
淺間、高濱、野村の成績がここにきてやや落ち込んでおり、
あったとしても一過性の現象にすぎなかったようだ。
樋口や海老原、今井など
昨年二軍で結果を残していたいた
中堅・若手の調子が良くないのも気がかりで、
二軍卒業まであと一歩の成績を残している
1年目の今川も
どうなるかはまだ予断を許さない。

投手

ERA3.53② WHIP1.29④ FIP3.49② K/BB:2.31④ K-BB:11.2%④

FSP年代表

FRP年代表

有原が抜けたマイナスは
ルーキーの伊藤に加藤、移籍してきた池田で
何とか補っている。
バーヘイゲンがローテにい続けるのは
二軍でも好投できている先発が少なすぎ、
5番手に入れる選手もそろわないからだろう。
リリーフを含めても
二軍で好投しているのは
一軍ですでに何試合も投げているが
打たれるか四球を連発している選手ばかり。
他の若手の伸び悩みが
非常に深刻な状況である。

 

過去のドラフト傾向

F1巡

2013年からは
7年連続で一番人気に特攻。
運は平均レベルだが
全く当たらないチームよりは勝率が高い。
ただしどういうわけか
高校生投手の抽選だけは全く当たらない。
一番人気が高校生投手になりそうな今年は
また玉砕してしまうのか。

F2・3巡


F指名数

2014年までに比べて高校生野手の上位指名は減ったものの
高卒野手の指名自体は相変わらず多い。
今年の打線不調の原因を
2015年以降あるいは
ここ2年間の大卒指名増加に求める人も少なくないが、
「5年先・10年先の未来を見据えたドラフト」を主張する人で
ファイターズが不調の今
5~10年前のドラフトを検証する人はなぜか一人もいない。
昨年高校生・大学生以外の投手指名がなかったのは
高校生3人、大学生4人を指名した
2006年以来14年ぶりだった。

補強ポイント

若手の成長・抜擢よりも深刻な問題

野手陣の最大の問題点は
若手よりも
29~32歳の主力組が絶不調に陥ったことだ。
「20代後半の主力を干してでも20歳前後の若手を使え」
と日ごろ主張している人にとっては
当たり前の光景に見えるのかもしれないが、
通常
20代後半から30代前半にかけて全盛期がくる野手で
この年齢での成績急降下が続出する
のは
はっきり言って異常事態。
高濱や大田などのように24~27歳で開花した選手が
最大5年しか持たないとなると、
野手は大卒や社会人でも
ある程度時間をかけた育成をしたいのに
育成の長期計画など立てられなくなる。
二軍での育成を前倒しして早くに一軍で使っても
清水や中島、清宮のように停滞し続けることや
淺間、野村のように故障しがちになることのほうが
はるかに確率は高い。
近年のファイターズの低迷は
「高校生を獲らなくなったからだ」
「若手を起用しなくなったからだ」
「フロントが中田や斎藤に甘いせいだ」
などと言われることが大半だが、
打線に関しては
早すぎる一軍起用と
早く起用せざるを得ない状態を誘発したドラフト戦略

打線低迷の大きな要因と考えられる。

最も即戦力が欲しいのは
石井以外の若手・中堅選手が
数年後に中島ぐらいへの成長を期待したい上野しか見当たらない
ショートだが、
今年の社会人候補では
全国クラスの相手に
木浪聖也*1並の結果を出している選手も
小深田大翔ほど走れる選手も
ほぼいない。
今年は
3~7年後以降を想定した指名が基本になるだろう。
ただし7年以上後を見る指名
つまり高校生を大量指名できるほどの余裕は
ほぼない。
ポジションは戦力外にする選手次第だが
外野を戦力外にする場合は
代わりに内野手枠を増やすかもしれない。
怪我であまり出られなかった
ルーキー細川が守れるポジションも重大な要素になる。

投手は
若手の伸び悩みが顕著な先発、
それも来年・再来年には出てこれそうな
即戦力の指名をしたい。
しかし
巷の評論家が即戦力と評価するような選手でも
今までチームが主力に育てられていない、
成長が遅くなっているタイプの選手は
大卒・社会人でもなるべく敬遠すべきだし、
ダルビッシュ有のように早くに使えそうな選手は
高卒であっても獲りに行くべき*2だろう。
逆に言うと
そのぐらい高いランク以外の高校生は
できれば獲らないほうがいいということになるのだが。

*1:昨年試合がほとんどなかった中野拓夢は不明。現時点での中野と1年目の木浪の打撃成績はほぼ同じ

*2:ただし特に高卒の場合、1年目はできるだけ一軍では使わないようにしたい