スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2022年読売ジャイアンツ ドラフト補強ポイント

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①新球場建設に向けた二軍・三軍の整備
②キャッチャーと二遊間は本当に足りているのか
③故障明けの新鋭たちにどこまで期待を寄せる

 

 

戦力・ドラフト傾向分析

過去10年の成績

G10年成績

リーグ優勝は5回。
補強がぴたりとはまれば優勝するが
補強がいまいちうまくまとまらないか
育成にシフトして補強を怠ると優勝できない。
そんな構図がもう15年以上は続いている。
補強の影響をもろにうけているのは打線。
一方、ここ10年は
投手成績の相対順位が年々下がっている。

 

過去10年のドラフト傾向

G10年1巡

「育成の巨人」の一翼を担ってきた
逆指名が使えなくなったこともあってか、
2016年以降は全て3球団以上の競合に特攻し
外れ1位も含めた抽選は11連敗中。
11戦のうち2球団競合がたったの2回しかないので
自業自得とも言えなくはないが、
それにしてもくじ運が悪すぎである。

G10年2・3巡

2位はしばらく野手が多かったが
ここ3年間は大卒・社会人投手。
社会人3人は全員高卒3年目である。
3位指名は高校生が多めになる。

G10年指名人数

G10年主な戦力

2015~17年に大学生と社会人中心の指名をした
影響もあるのだろうが、
原監督が再度就任した18年以降は
高校生にかなりの比重を置いたドラフトになっている。
それもあって
戦力となった選手の数はあまり多くない。
ただジャイアンツの大卒・社会人出身投手は
質が全体としてはあまり良くなく即効性も乏しい。
高卒投手は量では遠く及ばないが
質と即戦力度でむしろ優位に立っており、
支配下指名がドラゴンズと並ぶトップタイ、
支配下と育成の合計がホークスと全く同じ指名数になるのも
何だかうなずける内容である。

 

野手補強ポイント

野手についての基本的な考え方

まだプロ野球開幕前後なので
シーズン中盤以降とは少し考え方が異なる。
基本的な前提条件はこうだ。

  • 若手は全盛期(年代表オレンジ)に向かって少しずつ成長する
  • 全盛期の選手は同じぐらいの成績で推移するかゆるやかに衰える
  • 全盛期を過ぎた選手は特に守備がいつ大幅に下降してもおかしくない

若手・中堅の成長や主力の不調・衰えなどは
シーズンが始まってしばらく経たないとわからないので、
基本的には全員が
平均的に成長し平均的に衰えると想定したうえで
考えていくしかない。
夏の大会までの成長具合が中心になる高校生はともかく、
大学生と社会人は
プロ野球がまだシーズン序盤の5月の時点で
公式戦の半分を消化してしまうため、
補強ポイントに合わせたドラフト候補の整理を
ある程度は進めておかなければならない。
そしてシーズンが中盤・終盤にさしかかれば
ベテランの衰えかたや
若手・中堅の具体的な成長速度、ポジション適性なども見えてくる。
それらの経過によって
補強ポイントの誤差を調整していけばいいのだ。

 

補強ポイント

GF簡易年代表

ジャイアンツは
育成選手を2年連続で大量指名。
ホークスと違って四軍を作るという話は出ていないが、
二軍の新球場建設に向けて
二軍と三軍の区分をより明確にする狙いが
あるのだろうか。
昨年の時点では
長打力のセンターラインが急務と考えていたが、
チーム方針を見る限りでは
秋広をこの枠に入れようとしているふしがあるため、
直近の補強ポイントは既にもう埋まっている。
少なくともジャイアンツフロントは
そう考えているようにも見える。
二遊間とキャッチャーに
そこまでの余裕があるかなという気がするのだが、
今年の支配下での野手指名は
かなり高校生に偏るか指名人数そのものが減る、
このどちらかになるのではないか。

 

投手補強ポイント

投手についての基本的な考え方

野手と比べて
投手は年齢による成長・衰えのばらつきが激しく、
故障や不調などからくる戦力外も早い。
また近年は
個々のイニング、登板数を抑える代わりに
投手の調子を見極めた一・二軍の入れ替えが激しく、
一軍である程度使われる主力の数そのものは激増している。
そのため

  • 二軍以下で将来を見越して何年間も育成し続ける
  • より力のある選手を差し置いてでも、若い投手をただ一軍で使い続ける

このような戦術は以前にもましてとりづらい。
一軍で使える投手を増やしていくことが
どのチームでも最重要課題になる。

 

補強ポイント

GP簡易年代表

単純に投手成績が良くなく、
菅野が故障を抱えることも多くなり
先発陣にかなりの不安を抱えている。
怪我明けの山崎伊と堀田が先発ローテに入ったあと
1年は無理にしても
シーズンの半分は持たせて
来年以降にもつなげられるだろうか。
不安に関してはリリーフ陣も同じで、
クローザーに抜擢された大勢は
故障もあって春と秋両方で投げられたシーズンがない。
そのぐらい投手陣は切羽詰まっていて、
一・二軍の入れ替えを
頻繁に行う必要にも迫られているため
単純に一軍戦力ももっと多く欲しい。
とすれば徹底的に即戦力を獲りたいところなのだが、
チームの傾向から考えると
今年の投手指名は高校生中心が充分考えられる。