スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2019年ドラフト補強ポイント 読売

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77-64-2① 663①-573③

 

野手

RC698① SLG.422① OBP.336① OPS.758① wOBA.331① SB83②

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※育成再契約の可能性がある選手はそのままにしてある

岡本以外の主力が30代と26歳に集中していて、
なおかつその下の世代は20歳以下が多い巨人。
普通に見れば空いている年齢層は22歳前後になるはずである。
どの年齢が空いていても17、8歳の空き*1しか見えない外部の人間は多いが…。
ただ今年の大学生は二遊間の人材が非常に少ないため、
獲るべきなのは捕手と外野手。
一軍に丸がいて松原と荒井もセンターに入れるから、
今年もライトを獲りに行くかもしれない。
キャッチャーは支配下が5人しかいないので、
できれば大学生と高校生で1人ずつ獲りたい。
一番欲しいのはやはり即戦力ショートなんだが、
今年の状況だと坂本の年齢的なショート守備の限界と
吉川尚の故障癖が重ならないことに期待するしかない。

投手

ERA3.77④ WHIP1.35③ FIP3.89③ K/BB:2.55② K-BB:12.7%① BABIP.305

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今年は失点こそ少ないものの
投手の層の薄さがさらに浮き彫りになりつつある。
元々深刻な人員不足になっていたリリーフに加えて、
無理にでも菅野を投げさせなければならないほど先発も苦しいのだ。
リリーフ陣は今年台頭した中川や先発から回った田口が
終盤明らかに疲れが見えていて、
大竹、澤村の復活とデラロサで何とか持っている状態。
新たに鍬原や堀岡が加わるとしても、
来年は落ち込む選手のほうがはるかに多くなりそうだ。
今年どの程度戦力外になるかにもよるが、
育成枠も活用して一軍で使える投手の数をそろえたい。
それでも高橋に古川、高田、戸郷がいればしばらく充分と思うなら
今年も中位以下で高校生か素材型大社を指名すればいいんじゃないかな。

1位入札予想

佐々木朗希、奥川恭伸

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逆指名制度の導入や
しばらく単独指名を狙うことが多かったのは
昔からくじ運が極端に悪かったのが一因だと思うんだが、
2016年からはなぜか毎年一番人気へ玉砕しに行き、
外れ外れ1位を入札する事態になっている。
この流れを踏襲するなら今年も佐々木か奥川になるが、
しびれを切らした原監督か誰かが
「一番人気に行って全体9~10番目指名をほぼ確定させるぐらいなら
全体4番目の選手を確実に獲りに行こう」
と方針転換することもありうる。
ただし、歴史的には高校生投手をこよなく愛するのが
巨人というチームでもあるだけに、
やっぱり玉砕しに行く可能性は高いか。

*1:高校生を大量指名しても1年後には必ず空く