スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2019年ドラフト補強ポイント 阪神

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69-68-6③ 538⑥-566②

 

野手

RC570⑥ SLG.362⑥ OBP.319④ OPS.681⑥ wOBA.300⑥ SB100①

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ルーキーの近本や木浪が加入して打線自体に厚みは増したものの、
チーム全体の得点力の大幅な上乗せはまだまだ遠い。
なので次世代の育成と現有戦力のさらなる底上げとを
両方いっぺんにやっていかないと5年後が心配な状況である。
今年の野手候補からだと大学生捕手・外野手と高校生ショート、
これらを1人ずつ獲っていけばいくらかの備えになると思う。
支配下で4人以上だとそこまでいい選手が残っているか怪しくなるが。
昨年獲った小幡がいるショートは
セカンドかサードに入れたい選手だとかぶらずに済むだろう。
ある意味では幸い(?)、チーム内に二軍暮らしが長いベテランもまだ多いので、
彼らとドラフト指名選手との入れ替えもやりやすそうではある。
もちろん表を見ただけでチーム内の精神的な要素等は考慮していないから、
現実には簡単に切れないベテランばかりかもしれない。

投手

ERA3.46① WHIP1.32② FIP3.52① K/BB:2.56① K-BB:12.7%② BABIP.305

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大卒では青柳や高橋遥、
高卒では望月、才木、浜地の存在で、
投手育成には恐らくファンから絶対的な自信を持たれている阪神
そして「育成上手」と認定されると、高校生一辺倒の獲得を
外部からやたらと主張されるのが世の常である。
全体的に見ると高卒は実績に乏しくさらに球速をぐんと伸ばした選手、
大卒・社会人は逆に速いが制球難だった選手を
改善して一軍戦力にしている印象だ。
今後もそういったタイプの選手を指名することが多くなるだろうか。
一方で外部の高校生至上主義が求めることの多い
フォームが綺麗で球の非常に速い制球難高校生は
果して育成できるのか、指名自体するのかはわからない。
それに今挙げた選手もまだ一軍で何年か実績を残したわけではないのだから、
真の即戦力の獲得もしっかりと行っていきたい。
特に高齢の選手が多いリリーフは左右ともに急務だ。

1位入札予想

奥川恭伸、佐々木朗希

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ここ最近は4年連続で野手を1位入札している阪神
ドラフト制以降でそんなチームは1994~97年のロッテだけ。
しかもこの間のロッテは2位が全て大社投手、うち逆指名3回なので、
実質的にはドラフトの歴史上阪神が初めてと言っていい。
以前ほど闇雲な一番人気特攻をしなくなってもいて、
指名が読みづらいチームの一つだ。
ただ、明治大とのパイプはあるものの
森下暢仁を指名しそうな印象はない。
一番人気じゃない大学生投手入札は11年間で大瀬良大地だけなのだ。
社会人投手は一度も入札しておらず河野竜生も考えづらい。
これらを総合すると奥川か佐々木、
単独なら西純矢や石川昂弥など、
いずれにせよ高校生入札の可能性が高いと思う。
強いて挙げれば大学生捕手単独指名もないとは言いきれない、ぐらいだ。
なおくじ運は藤浪と高山を当てたものの、
それ以外の年は外れ1位での4回連続競合を全て外していて、
しかも外れ外れまでやたらとかぶる。
外れ以降の特攻は少し自重したほうがいいのでは。