スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2019年ドラフト補強ポイント 千葉ロッテ

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69-70-4④ 642②-611④

 

野手

RC649② SLG.402③ OBP.330③ OPS.732② wOBA.322② SB75④

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全体的に打撃成績が向上した年だったが、
結果を出している野手の大半は30代に入っていて、
若手・中堅はかなり苦戦した年でもあった。
二軍で結果を出している安田は使う場所がない。
来年はとりあえずDHでの起用を検討すべきか。
外野のルーキー2人は高卒1年目としては充分な内容だが、
こちらも準一軍としての起用はまだまだ先になる。
厄介なのがショートで、
平沢を使えという外部の声はやたらでかいが、
今年主要なショートの打撃成績が最も悪いのは
二軍の平沢(97打席.530、.255)と一軍の三木。
来年は茶谷も支配下登録してバリエーションを増やしたいし、
藤岡裕を外野、松田をサードに戻す余裕もどこにもない。
どう解釈したら「ドラ1高卒野手3人がいるから今年は優勝候補」などと、
獲る前は「粘り強く育成しろ」と言っていたドラフト評論家が
彼らを即戦力と言い切れたのか、今もってさっぱりわからない。
今年獲得したいのは高校生か大学生の捕手で、
あとは高校生ショートと大学生か社会人のセンター。
特にセンターは
1年目の荻野や清田クラスの戦力が欲しいところだが、
大学・社会人にそこまでのプロ志望選手がいるかというとちょっと厳しい。
ショートは大学生か社会人も狙いたいもののやはり候補が少ない。

投手

ERA3.90④ WHIP1.39⑤ FIP3.85④ K/BB:2.29③ K-BB:11.4%③ BABIP.308
f:id:Ltfrankc:20191004014656j:plain一見悪くなさそうな先発陣はかなり不安定だ。
涌井やボルシンガーの状態が悪くても
二木、種市、岩下で来年以降は万全、
5年後10年後の未来に目を向けようととらえられている節もあるが、
前半戦は石川が、8月以降は二木が不調、
種市は8月以外ぱっとした数字を残したわけでもなかった。
投手はどんなに万全でも楽観視できないものなのに、
その万全にもまだまだ遠いのが実態だ。
1年間のうちローテのある程度を埋められる即戦力はぜひ欲しい。
あとは左のリリーフが高齢化しかけていて、
永野と山本は四球がかなり多い。
松永とチェンがチームで使えているうちに
使える左腕を先発含めて新たに何人かを獲得・育成しておきたい。

1位入札予想

佐々木朗希、奥川恭伸

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前にも書いたが、
ロッテはこれまで、
競合すると外れ1位までに必ずくじが当たるという
異常な強運を見せてきている。
しかも監督・フロントの誰が引いても当てているのだ。
もっとも必ず一番人気に行くわけでもないので、
入札自体は読みにくいところがある。
ただ最近は高校生投手の育成に自信を深めているだろうから、
佐々木か奥川に行くんじゃないかとは思う。
あとは単純に評価・話題性の高いほうに行くのか、
二木や種市に近いタイプを狙うのか、
あるいは予想される競合数の少ないほうに行くのか。