スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2019年ドラフト補強ポイント 中日

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68-73-2⑤ 563⑤-544①

 

野手

RC576⑤ SLG.381⑤ OBP.317⑤ OPS.698⑤ wOBA.305⑤ SB63④

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石橋は二軍の打席数が少ないこともあって再昇格前に成績が急降下した。
ずっと一軍の第三捕手になっていた*1のは
伊東勤ヘッドコーチの1年目とやや似ている。
伊東ほどバッティングが良くないため代打に出されない*2のが違い。
まあ伊東は19歳でのプロ指名で1年目の年齢が高卒2年目なんだが。
いずれにせよ石橋は飼い殺しどころか英才教育と見るべきだろう。
二軍で後半戦に入って大きく調子を上げたのは
伊藤康、高松、友永。
だが伊藤康と高松は一年トータルが弱すぎて
一軍に置くにはまだ色々足りていない。
一方で中日の場合は、阿部のように30歳になってから
二軍で一度も残したことがない成績を一軍で残す選手もいて、
残った30前後の選手も該当しないと断言できないからややこしい。
GM自身も30歳ごろから全盛期で居続けた選手だから余計にね。
とはいえ第二の阿部の登場に託すわけにはいかないし、
できれば2人以上の外国人打者に頼りきる打線にもしたくない。
となるとドラフトで何人かは野手を獲っておきたい。
年齢で見ると野手はやはり大学生全般を獲りたいところ。
しかし大学生のショートは今年いないので、捕手とセンターかライトになる。

投手

ERA3.72② WHIP1.31① FIP3.93④ K/BB:2.41③ K-BB:11.9%④ BABIP.287

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先発は小笠原に加えて梅津、勝野、清水、山本が一軍に出始め、
リリーフも22歳前後と28歳前後が主力になっていることで、
投手陣の将来は安泰、だから高校生を乱獲しろと
考えるファンと評論家はかなり多くなると思う。
だがそんな一軍に抜擢された若手のほとんどが伸び悩みと故障に泣き、
なおかつ高卒投手を大量指名して出来上がったのが
ここ数年のリーグワーストクラスの投手陣だったのだから、
これで満足しているようでは話にならないし、
少しでも失点するたびに大野雄を罵倒できる余裕もない。
これまでほとんど指名してこなかった24歳以上を解禁してでも、
できるだけ多くの即戦力を獲得したい。

1位入札予想

奥川恭伸

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中日は、地元か準地元の1位競合候補がいる場合には
ほぼ確実に特攻していく。
そして今年は、準地元扱いになっている
北陸に1位競合確実な奥川がいて、
しかも夏の甲子園準優勝を果たした。
一方で、地元愛知でセンバツ優勝を果たした
石川昂弥待望論も結構多いらしい。
高橋周平は既に20代後半で外野も若手が人材難。
長打力に飢えている人たちの気持ちもわからなくはない。
その場合考えないといけないのは、
高橋ではなく石垣との年齢差。
石垣も将来的にはサードか外野(ライト?)となるわけだから、
石川はポジションが完全にかぶってしまうのだ。
2人がサードと外野にそれぞれで定着できるのが理想だが、
石川を獲得する場合は石垣をつぶす可能性も念頭に置かねばならない。
特に若手内野手の外野コンバートを狂ったように忌み嫌う人たちはね。

*1:一軍は12試合18打席OPS.288、wOBA.136

*2:一軍で33試合36打席OPS.639。うち捕手17試合でスタメンは5、代打出場16。二軍は19打席