スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2022年広島東洋カープ ドラフト補強ポイント

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①7年後の台頭を想定したキャッチャー
②大学生ショートまたは高校生センター
③早くに使えそうな先発とリリーフ

 

 

戦力・ドラフト傾向分析

過去10年の成績

2012年まで10年以上Bクラスが続いたが
段階的に強くなりリーグ三連覇も達成。
しかしここ3年は
主力の流出と衰えが続き
Bクラスに沈んでいる。

 

過去10年のドラフト傾向

1位入札は
一番人気特攻と単独狙いのどちらかになっている。
くじ運は悪くないものの
外れ1位のほうでは3連敗中。
逆指名時代などによく獲りに行った
高校生投手の入札がめっきり減ったが、
最後の入札が森でその前は今村猛
今村は主力に成長したとはいえ
「まあそうもなるか」という気にはなってくる。

2位・3位では投手、
それも大学生の指名が多く
いかにも即戦力に走っているような印象を
持たせようとする人も出てくるだろうが、
4位以下と育成では
投手も半数以上が高校生。
野手は高校生が全体の半分以上を占める。

三連覇には
2013年までの指名がかなり大きな役割を果たした。
そのあとは将来性重視の年が続いたこともあり
戦力の数は多くない。
いや指名の意図を考えれば
むしろ戦力を輩出できている部類とも言える。
またこの基準だと
2018年以降の指名選手
とりあえず1年使われた選手の数が
全チームで最多となっている。
彼らが2022年以降にしっかり活躍できるかも大きな課題だ。

 

野手補強ポイント

野手についての基本的な考え方

まだプロ野球開幕前後なので
シーズン中盤以降とは少し考え方が異なる。
基本的な前提条件はこうだ。

  • 若手は全盛期(年代表オレンジ)に向かって少しずつ成長する
  • 全盛期の選手は同じぐらいの成績で推移するかゆるやかに衰える
  • 全盛期を過ぎた選手は特に守備がいつ大幅に下降してもおかしくない

若手・中堅の成長や主力の不調・衰えなどは
シーズンが始まってしばらく経たないとわからないので、
基本的には全員が
平均的に成長し平均的に衰えると想定したうえで
考えていくしかない。
夏の大会までの成長具合が中心になる高校生はともかく、
大学生と社会人は
プロ野球がまだシーズン序盤の5月の時点で
公式戦の半分を消化してしまうため、
補強ポイントに合わせたドラフト候補の整理を
ある程度は進めておかなければならない。
そしてシーズンが中盤・終盤にさしかかれば
ベテランの衰えかたや
若手・中堅の具体的な成長速度、ポジション適性なども見えてくる。
それらの経過によって
補強ポイントの誤差を調整していけばいいのだ。

 

補強ポイント

ここ3年間で
鈴木誠也MLB移籍に備えた指名を続けたので
ライトにも入れる外野手が
20代中盤に固まっている。
そしてその下の年代がかなり空いたため
年代表だとここが補強ポイント。
という形にはなるけれども、
中村奨と羽月の育成方針次第で
ドラフトでの補強ポイントが変わってくる。
中村奨のほうは外野コンバートの印象が強いが、
ユーティリティに近い扱いの羽月は
ポジション固定前の森野将彦や外崎修汰のような扱いで
菊池涼が衰えた際はセカンド一番手となるのか
ある程度外野コンバートを前提に考えられているのか、
この点がちょっと読みづらい。
なので
高木とともに鍛える
會澤ぐらいの成長速度を想定したキャッチャーと、
身体能力と打力の高い大学生ショート
またはセンターも想定できる高校生外野手。
この2枠が基本線となるだろう。

 

投手補強ポイント

投手についての基本的な考え方

野手と比べて
投手は年齢による成長・衰えのばらつきが激しく、
故障や不調などからくる戦力外も早い。
また近年は
個々のイニング、登板数を抑える代わりに
投手の調子を見極めた一・二軍の入れ替えが激しく、
一軍である程度使われる主力の数そのものは激増している。
そのため

  • 二軍以下で将来を見越して何年間も育成し続ける
  • より力のある選手を差し置いてでも、若い投手をただ一軍で使い続ける

このような戦術は以前にもましてとりづらい。
一軍で使える投手を増やしていくことが
どのチームでも最重要課題になる。

 

補強ポイント

先発は
玉村、高橋昂らの若手も含めた人材はいるのだが、
ここから若手が故障や絶不調なく成長していくのか。
アドゥワや遠藤、少し前では薮田、岡田や中村祐と
1、2年一軍の後に低迷する先発が続出しているので、
早くに使えそうな先発候補は何としても確保したい。
条件に当てはまるのなら
ここ15年程めったに獲りに行かなくなった
高校生投手の1位入札もありだけれども、
一番人気を獲りに行くと
抽選に当たる保証もなければ育成できる可能性は高くなく
森下のような逸材も余りやすい。
難しいところである。
リリーフも
昨年はルーキー3人が
開幕から一軍ブルペンにいるぐらいには足りないため、
森、松本を獲得した今年も
1人2人ぐらいは即戦力を獲っておきたいのではないか。