スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

野球データ

2018夏甲子園を数字で簡単に見る

今年で第100回目を迎えた全国高等学校野球選手権大会。 満員札止めが例年以上に早かったそうで、 昨年の東京と並んで 高校野球の異常なまでの人気ぶりを示す格好になった。 そんな今回の大会はどんな大会になったのか、数字で簡単に見てみよう。 思ったほど…

2018年の村田修一を比較する

横浜、巨人に在籍し、 今年はBCリーグの栃木でプレーしていた村田修一選手が現役引退を表明した。 今年中のNPB復帰を目指していたが、 契約にいたる球団は現れなかったようである。 契約に至らなかった理由に関しては 各メディアやSNS上でいくつもの意見が飛…

大学生投手の連投・2018春東京六大学

最も酷使が目立ったのは ガイドラインの意味 前回の東都に続いて、今回は東京六大学。 今回も全ての連投を取り上げたので、 中にはどう考えても酷使とは言えない連投も入っている。 なので、「これは酷使と言われても仕方ないだろう」という連投は赤字、 「…

大学生投手の連投・2018春東都

東都一部 東都二部 今回は、先日の最終節で 東洋大・亜細亜大の両先発三連投が少し話題になった 東都大学野球での連投を簡単に取り上げてみたい。 ただし先に書いておくが、 このデータは大学野球の監督をただ批判するためのものではない。 この点はくれぐれ…

大学野球の日米バランス比較

日米のリーグ戦の違い 投高打低の日本、打高投低のアメリカ 大学以外のアマチュア野球・独立リーグ 日程と形式が生み出す日米の違い 4月になって、 日本でも各地で大学野球の春季リーグ戦が開幕し始めている。 一方アメリカでは、 公式戦の形態が大きく異な…

アメリカ大学生投手の登板例

前に、日本の大学生エースがどのような登板をしているか見たが、 アメリカの場合はどうなのだろうかと少し気になった。 というわけで、今回は2016年のカレッジワールドシリーズを制した コースタル・カロライナ大学(サンベルト・カンファレンス所属)の Ale…

選抜高校野球の投打のバランス

例年よりトータルでは打高投低だった2018年 ベスト8前と以降のバランス 史上三校目となる大阪桐蔭の春連覇で幕を閉じた今年のセンバツ。 今年の大会と過去5年間の打撃スタッツを出してみた。 例年よりトータルでは打高投低だった2018年 打撃成績を見ると、 …

ドラフト4年以内の自由契約選手

野手は長く粘り強く育成される 本指名選手のタイムリミット 2014年に、ニコニコのブロマガで 「プロ入り後4年以内に自由契約となり現役を退いた選手の比率」を出したことがあった。 今回は4年後の現在はどのような数字になっているのか見てみたい。 野手は長…

強豪チームに学ぶ野手・投手起用人数

日本一チームの年間野手・投手人数 強豪チームの通算野手・投手人数 2014~17ソフトバンクから見えてくるもの 漫然と過去に学んではいけない 以前、NPBにおける選手起用人数について書いたことがあった。 しかしあれを見て、 「人数が多くなるのは選手を固定…

育成指名選手のタイムリミット

育成選手制度がもうけられて既に10年以上が経過した。 最近は育成選手枠を増やすチームが以前よりも多くなってきており、 育成選手から支配下登録されて一軍でも活躍しだした選手は、 ごく一部の球団を除いて「育成の星」と呼ばれたりする*1。 ところでそん…

多投する大学生投手の一例

2015~2017年東京六大学から 2015~2017年東都から 他のリーグの例 ここ最近の最多イニング選手 昨日、昨年の東京六大学投手の連投について紹介したが、 今度は個人について。 最近の大学生投手でかなりのイニング数を投げた投手が どのような頻度で登板して…

大学野球の連投例

球数制限ガイドライン 東京六大学の連投例 勝ち点制がもたらすトーナメント式投手起用 球数制限ガイドライン 先日、首都大学野球連盟が投手の球数に関するガイドラインを設けた、 との報道があった。 高校野球ではたまに議論される球数制限だが、 注目度が高…

NPBにおける野手・投手起用人数の変遷

今回は選手起用の時代の変遷を見ようという話。 前置きは抜きにしてさっそくいってみよう。 一軍主力野手・投手の人数 一軍出場した野手・投手の人数は 余談 現代野球に必要不可欠な存在 一軍主力野手・投手の人数 主力の条件は 野手は100打席以上または全試…

プロ野球先発投手のPAPランキング 2023年最新版

なぜか日本国内で定期的に登場する指標