スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2021年福岡ソフトバンクホークス ドラフト補強ポイント

スポンサーリンク

スタッツは2021年7月14日終了時点。
前半終了時点では今年の候補よりも
補強ポイントに内容を絞っていく。

 

戦力分析

37-37-14 .500④ 353③-301① .579①

前半戦は4位での折り返しも
ピタゴラス勝率はリーグ1位。
勝率.500以下のBクラスターンは2013年以来だそうだが
この点でも2013年*1の状況に似ている。

 

野手

平均得点4.01③ RC360② SLG.385③ OBP.316④ OPS.702③ SB53③

H野手年代表

ベテランの衰えや故障者が目立つうえに
20代後半の選手の調子が悪く
得点力がいまいち伸びない。
それでも若手では
昨年から二軍で好成績を残し続けている三森が
一軍で力を見せつつある。
またここで有望とした
川瀬、谷川原も一軍出場機会を増やしており、
今年下で結果を出している
直近の有望株で残っているのは増田ぐらい。
二軍でHR・打点二冠のリチャード*2
OPSウェスタン平均とちょうど同じで、
リーグ平均を考えなければ
松田の一軍成績よりも悪い数字である。

なお「育成のホークス」ともてはやされたころや
「生え抜きスター」が何人もいた時代のホークス
若手が台頭する年齢は大差ない。

投手

ERA3.29① WHIP1.22② FIP3.69④ K/BB:1.64④ K-BB:12.4%③

HSP


HRP

三振率が高く被安打が少ない反面
四球が多く被HRもやや多い構図は変わらない。
ただし今シーズンは
一軍で投げると
イニング数並かそれ以上に四球を連発する投手が多く、
二軍でそれなりに好投している
大竹、杉山、スチュワート・ジュニアも該当する。
現在の一軍主力は
多少ヒットは打たれても
その被安打増をはるかに上回る四球は出さずにいられる
メンバー中心で構成されているのだ。
モイネロは真逆だが。

若手は
津森、田浦に大関などリリーフは育っているが
先発となると伸びが悪い。
一軍のリリーフで調子がいい尾形は
二軍だと三振率がイニングの半分以下。
彼も今はリリーフ向きなのだろう。
結局のところ
一軍である程度イニングを投げられる選手を育てられていない
のが問題であって、
責任を一軍の起用に求めるのは
筋違いなように見える。

補強ポイント

過去のドラフト傾向

H1巡

2008年以降の1位入札は
しばらく単独指名も目立っていたが
ここ6年はすべて3球団以上の競合。
工藤監督は最初運が良かったが
現在は7連敗中だ。

H2・3巡


Hドラフト人数

上位指名、3位以下ともに
高校生の比重が高い。
チームに余裕があると判断したときは
特に高校生一辺倒の指名になり、
やや余裕がなくなると
大学生、社会人の投手が増える。
ただしその場合でも
23歳以上の選手はあまり獲らない。
2013年はかわりに
MLBからの出戻り1人、
他球団からのいわゆる「強奪」6人*3
大補強を敢行したが
今年はどういう戦略をとるか。

 

新たな戦力を確保するか今の若手に託すか

野手で即戦力が欲しいのは
20代中盤が川瀬と周東しかいないショート。
ファースト、サードに関しては
ユーティリティ起用が可能な
栗原、谷川原の2人がキーマンになる。
外野枠を含めてこの2人と増田だけでは不足だと感じれば
即戦力を獲りに行くべきだろう。
ただし野村、リチャードと並ぶ候補が獲れそうにないなら
彼らや井上の数年後に賭ける選択もある。
あとは
育成枠の戦力外予定に合わせて
選手の入れ替えを行う
いつも通りの流れか。

投手は
2年連続で支配下指名が1人だけ。
現在の育成具合からみても
とにかく必要なのは即戦力の先発だ。
しかも今までのような
球速を伸ばしても
制球を徹底的に鍛えないといけない選手
の指名や
評論家が「即戦力」と太鼓判を押す素材型の指名は
許されない状況にある。
これまでの育成実績と近年のくじ運を踏まえると
高校生を獲りに行く場合は
故障歴がほとんどない1位競合クラスの単独指名
狙いを絞ったほうがいいのではないか。

*1:最終的には73勝69敗、勝率.514で4位。得点660、失点562でピタゴラス勝率は.580のリーグ1位

*2:HR8、打点40。ちなみに同じく二軍でHR・打点二冠だった1996年の城島健司はHR25、打点68、OPS.974(犠飛含まず)

*3:外国人選手4人、FA2人。ほかに交換トレードも2人