スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2020埼玉西武ドラフト補強ポイント

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※成績、内容は8月30日終了時点

 

戦力分析

26-32-2⑤ 187⑤-246④

野手

平均得点4.37③ RC267④ SLG.399③ OBP.328④ OPS.727③ wOBA.320④ SB39⑤

2020西武野手年代表

レッズへ移籍した秋山翔吾の穴を埋められなかったうえに
森、中村、外崎、源田が不調。
新加入のスパンジェンバーグが調子を上げ
栗山、メヒアとベテランも調子はいいが
主力の若手・中堅がほぼ全員不調なのは
チームもファンも想定外だったろう。
金子が戦線離脱したこともあって
若い鈴木や川越なども使われているがなかなか結果が続かない。

2020西武野手二軍

今年の打線の低迷に対しては今後1、2ヶ月*1の間に
「野手の上位指名が少ないからだ」の批判が
大量に湧いてくると想定される。
昨年の時点で
この手の外部の人たちからの評価が高かった高木や愛斗は
二軍でも粗さがやけに目立っていた反面、
「打ち方が悪い」などと叩かれていた鈴木は
二軍平均より少し上程度でありながら粗さは克服しており、
実は彼らよりも早く一軍定着競争のスタートラインに立っていた。
高木も成長している様子は成績から見てとれる。
打撃の成長具合が横浜の細川成也と似ている印象だ。
センターを守ることもできるようになったらしく
ポジションの空き方次第では
あと1、2年で一軍定着する可能性が出てきたか。
逆にOPSが2年連続で高かったものの粗さがまだまだだった愛斗は
粗さがやや薄れた代わりにOPSが低迷。
また今年二軍で打撃が急成長した西川は
高校時代の大怪我がまだ治ってるわけではないようで、
ポジションが限定されるのはちょっと痛い。

いずれにしても
秋山流出への対処としては
上位・下位指名に一切の関係はない。
単に5年前からの高校生指名では遅すぎただけだ。
2015、16年指名の高校生野手のうち
ここまで外野として最も実績を残したのは平沢大河で次がオコエ瑠偉
鈴木や愛斗はこの次には確実に入ってくる*2し、
吉田正尚などの大学生、社会人は
「西武は野手の上位指名が少ない」と批判する人には
「上位指名」と呼ばれないのだから。

 

投手

ERA4.50⑥ WHIP1.42⑥ FIP4.53⑥ K/BB:1.68⑥ K-BB:6.7%⑥ BABIP.293

2020西武投手年代表

ライオンズの投手成績は昨年から三振が極端に少なく
奪三振率6.54はロッテの7.37を大きく下回っている*3
三振率の低さは二軍も同様でイースタン6位の6.43、
2年連続6点台は西武だけである。
だからと言って四球が少ないかといえばそんなこともなく、
先発・リリーフとも
三振が多ければ四球も多い、
四球が少なければ三振も少ない選手が目立つ。
一軍で昨年より内容が良くなったのは高橋光、森脇。
昨年酷使された平井は
去年とトータルのスタッツがほとんど変わっていない。
意外な結果ではあるが
昨年は終盤に打たれた試合を含んでいるのと
「酷使で壊された」イメージが強すぎるせいだろう。

 

補強ポイント

欲しいポイントは本当に獲っていいポイントなのか

年齢層が空いていて補強ポイントとも合致するのは
大学生か社会人のショート。
山田はなかなか二軍でも粗さが抜けず
独立時代にショートも守っていた岸が今外野専任なので、
もう一人獲っておきたい。
質の面でどうしても欲しくなる外野は
その質の関係で二軍の枠が空いていないし
年代表ではまだサード枠にしている西川もいる。
獲るなら最低でも一軍の控え以上で使えるか
二軍で使われている選手を誰か切るか
二軍成績が木村の一軍成績より悪い若手・中堅を一軍固定するか。
どれか一つはやらないと二軍で育てる場所がない。
難しいのはサード。
二軍卒業まで成長した佐藤が使えるかどうかわからないのは痛すぎる。
状況次第では大学生か社会人の指名が必要だ。

投手はどこをどう手をつけていいかわからないぐらい
育成がつまづいている。
この点は1位指名選手すら伸びが良くない点で察してもらえるかと思う。
ただ最近さらに独自路線と若い素材重視に走り始めている
2位以下の指名について言うと、
たとえ知名度はそれなりにあっても
私の視点からいけば実績に乏しい選手*4と故障持ちが非常に多く、
これだと今まで以上に投手育成が厳しくなる危険性がある。
また二軍で長く育成しないといけない選手数が増大した結果
たまに獲れる即戦力に極度の負担がかかっているように見える。
その即戦力がだいたいリリーフからスタートするのもひっかかるが…。
指名で必要なのは高校・大学・社会人等問わず即戦力の指名だが
同時に起用・育成する際のポジションの見直し、
特定の投手に負担をかけすぎない起用法の導入も求められる。
もっとも後者は
他チーム*5の一・五軍と西武の一・五軍とのレベルを
考慮しなければの話だけども…。

*1:ドラフトの総評が終わるまで。つまり…

*2:今年だけの結果なら言わずもがな

*3:セリーグ阪神の7.41が最低

*4:2位では相内、佐野、中塚など。同じことは少なくとも2015年から言い続けてる

*5:特にロッテ