スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2019年ドラフト補強ポイント 横浜DeNA

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71-69-3② 596③-611⑤

 

野手

RC594④ SLG.398② OBP.315⑥ OPS.713④ wOBA.311④ SB40⑥

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今年は高田前GMが退任して初めてのドラフトになるが、
果して指名傾向に変化が出るのかどうか。
高田前GM日本ハム時代から大卒・社会人中心の指名をする人で、
これまでのベイスターズもハム時代と同じ高:大社=1:2を基本としていた。
さて、懸案だったショートは来年から大和と柴田の併用が可能になりそうで、
ほんの少しだけ内野の将来のことを考える余裕が出てきた。
もちろん併用が実際に機能すれば、の話だが、
少なくとも今年候補の少ない大社ショートを無理に獲る必要はないだろう。
セカンド・サードは伊藤裕が多少期待を持たせているし、
二遊間だと百瀬、知野にも5年後の将来性は感じる。
しかし宮崎になにかあるとサードがいなくなるのが明らかになった以上、
サードに入れるショートあるいはセカンドの即戦力は欲しいか。
あれ、補強ポイントがあまり変わってないな。
高校生ショートを獲る場合は
他のショート育成プランの見直しが必要になる。
あとはキャッチャー。
山本と益子はバッティングがまだまだ時間がかかりそうなため、
今のうちに大学生捕手を獲っておいて伊藤光の後を見据えてもいい。

投手

ERA3.93⑤ WHIP1.38④ FIP3.82② K/BB:2.26④ K-BB:12.0%③ BABIP.305

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先発・リリーフとも即戦力がのどから手が出るほど欲しいところだろう。
先発は非常に若い有望株だらけ…と見てしまうようだが、
飯塚、阪口、中川虎はまだあと数年先の逸材のように見える。
実際、ルーキーの上茶谷、大貫が頑張らざるを得ない戦力不足なのだ。
この2人も来年また活躍する保証はない。
結局必要になるのは即戦力ということになる。
リリーフも一軍要員とそれ以外の差が大きく、
しっかりと補充しなくてはならない。
高校生は、有望株になるまでは早いがそこから先が長い
ことを念頭に置いて指名していくべきと思われる。
支配下指名が毎年ほぼ1人までなのでわかって獲っている気はするが。

1位入札予想

奥川恭伸、森下暢仁

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全チームで1位入札が最も読めないのはこのチームだろう。
DeNAになって3年間は大競合に向かっていったのだが、
2015年から3年間は単独指名狙いの大学生投手。
そうかと思えば去年は再び大競合の高校生野手と、
同じパターンをそこまで長く繰り返さないのだ。
現在の5年連続大学生投手1位も一昨年までの3年連続大学生左腕も
抽選による結果論にすぎない。
今年は地元枠も1位抽選候補ではないから余計に予想しづらくなった。
ただやはり先発が全く足りていないので、
即戦力の先発投手を狙いに行くような気はする。
なら手間がかかりそうな佐々木より奥川または森下か。
単独指名狙いなら、確実に単独指名ができる選手に行くと思う。
その場合だと、最悪重複もありうる石川昂弥よりは
河野竜生、あるいは大穴で
大学生捕手や高校生ショートもないとは言えないか。
大河を早々に見切ったのでよけい疑心暗鬼にさせられそうだ。