スポーツのあなぐら

主に野球のデータ、ドラフトについて書いていくブログ。更新頻度は気まぐれ

2019年ドラフト補強ポイント 福岡ソフトバンク

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76-62-5② 582④-564①

 

野手

RC617④ SLG.410② OBP.312⑤ OPS.723④ wOBA.314④ SB113③

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今年は主力の怪我と実績のある若手・中堅の低迷が重なり、
得点力が大幅に低下した。
彼らが復調すればまたそれなりの打線になるだろうが、
そもそもがベテランと外国人中心の構成なので
ベテランが衰えれば結局低迷する。
まだ実績のない若手・中堅で伸びかけているのが捕手ばかりなのが痛い。
今年調子のよかった増田と田代の内容も、
現在チームに残っている牧原、釜元、真砂らが既に通過した道でもある。
ようやく残留へのスタートラインにたてた、ぐらいの感覚で見るべきで、
彼らに対する過剰な期待や抜擢の押しつけは禁物だ。
今年の候補だと大卒・社会人の内野手が獲りづらい。
支配下を獲得するならライトでもいいから大学生外野手を1人、
あとは下位で高校生ショートを獲るぐらいか。

投手

ERA3.63① WHIP1.35③ FIP3.91⑤ K/BB:2.11⑤ K-BB:11.2%④ BABIP.287

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「巨大戦力」にしては、個々の内容があまり良くない。
今年得点やFIPへの増加分が強くなった
ヤフオクドームのPFを考慮しても良い成績とは言えないし、
二軍の若手もスタッツがいまいちで故障者が多い。
首脳陣の投手起用は批判されることが非常に多いが、
そのような起用になる理由は実に単純だ。
一軍で使える選手が少なすぎるのである。
しかもルーキーや実質1年目の選手が多くいるため、
彼らが来年もまた活躍できるかどうかは不透明。
今年は1位では大物高校生に行くかもしれないが、
超大物以外の高校生は控えたほうがいいだろう。
だからと言ってただの素材型大学生・社会人を獲るのでは同じこと。
たとえタイプが似たような選手であっても、
チームが育成を得意とする選手を集めて短期間で育てることに全力を注ぎたい。
と言っても、球速だけ伸びて戦力にはなってないではやはり駄目なんだが。

1位入札予想

佐々木朗希、奥川恭伸

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2014年までは単独指名と競合のどちらを選択するか読めないチームだったが、
15年以降は4年連続で一番人気に特攻している。
15、16年は工藤監督が2連勝したものの、
去年と一昨年は外しに外して現在5連敗中だ。
もしかしたら監督人事(くじ担当)も入札に影響してくるかもしれない。
では単独候補が誰かいるのか、というと難しい。
ホークスが単独1位を狙った高校生投手は背が高く、
たとえば地元枠になる宮城大弥は条件に合わない。
2位以降で残っていたら狙いそうだが…。
そして単独指名を狙う場合は今宮、武田と地元枠が多い。
そうなると今年は結局、佐々木か奥川なのかなと思う。